通信販売の生命保険のメリットとデメリット

最近の生命保険では、格安通信販売定期保険等の人気も高まっています。こうしたものは単純なものが一般的です。しかし、要介護とか一定の疾病になったら保険料免除といった組み立てができないというデメリットもあります。いざというときの免除基準も吟味しないといけないものです。通信販売の生命保険が安いのは、人件費などのコストがかからない分が反映されるからです。セールスマンのしつこい勧誘も無く、インターネットや郵送で、手軽に契約手続きができるため、自分自身の判断で生命保険を選択したい人は、向いているともいえます。しかし、通信販売の生命保険だと、用紙に記入した内容のみで判断されるので、健康状態によって加入が可能かどうかも書面だけで判断され、交渉の余地がない、ということがあります。ある程度、生命保険会社の人との対面で、信頼関係を作りたいのも、生命保険というものです。また、契約の申込をしてから、実際に資料が手元に届くまで1〜2週間かかったり、最終的な契約手続きまで1ヶ月以上かかるケースも結構多いものです。さらに、加入を断っても、一度、請求をすると、その後何度でも案内を送りつけてくる生命保険会社も結構多いようです。生命保険の契約では、良い担当者に巡り合えると、いろいろとメリットもあるものです。多少は健康状態に不安があっても、審査の基準をもとに、健康状態に応じて受けられる保障の対象の選び方や、一定期間経過すれば通常の保障が得られる方法などを、いろいろと説明してくれたりします。また、入院などの際、給付金を請求する場合に、給付がスムーズにいくような書類の書き方のアドバイスまでしてくれるものです。何より、契約の際、生命保険の種類や、給付金、掛け金などで、自分に合ったものをいろいろとアドバイスしてくれる担当者が一番望ましいものです。契約を急ぐ場合には、できるだけスムーズに手続くを済ましてくれるのも良い担当者でしょう。生命保険の中には、非喫煙者や優良体という基準をクリアした人が利用できる、保険料割引(非喫煙割引、優良体割引など)もあります。これが適用されると、同じ保障内容でも、通信販売より割安になる商品もあったりします。こうした割引を適用するには、営業マンを介して唾液チェックなどの所定の審査を受ける必要があります。つまり、営業マンにより、通信販売より割安な保険商品の利用も可能なわけです。生命保険は、信頼できる営業マンとの人間関係も大切なものなのです。

良い生命保険の営業マンとは

営業マンから生命保険の加入を勧められた時、その営業マンが、よい営業マンかどうかを判断することも大事ですね。まず、やはり、どの程度生命保険に関する知識を持っているかどうか、ですが、知識・スキルは、資格証明を見せてもらえば、ある程度持っていると考えてよいでしょう。大事なのは、生命保険に関して、わかり易く説明できる能力があるか、そして、何より、顧客を考えてくれる営業マンであるかどうかが大事です。例えば、自身が取り扱う生命保険の商品よりも、他社生命保険商品がそのお客に向いている場合、自分の営業成績に関係なく、お客の立場に立って、他社の商品が良いのならそれを勧める、または、そういう情報を与える、ということをしてくれるのは良い営業マンと言えます。また、自分が扱っている生命保険の商品で、新規契約申込では、規定上対応できない保障でも、保全(アフターフォロー)としてならできる(入院の時のいろいろな特約など)ケースがあったりします。しかし、保全という取り扱いは、自分の営業成績ににならないことが多く、どうせなら新規契約になる、契約転換などを勧めるというケースが多いものです。こうした時でも、契約転換以外にもいろいろ方法があることをちゃんと説明してくれる営業マンが望ましいものです。営業マンが新人の場合、最初は距離をおいて静観してみることです。余裕があるなら、いろいろ生命保険に関して質問してみるとよいでしょう。その対応の仕方で、その営業マンの人間性がわかるものです。営業マンに向かないような人に限って、頭の中はいろいろと生命保険に関する知識があったりします。新人でも、利用の価値はあるものです。新人営業マンは、知識を売り物にしながら、営業力を身につけていくのです。新人さんだから、知識もフレッシュなものです。フレッシュな知識は、生命保険に関する最新の情報として役立ちます。やはり、未熟であっても、お客のために一生懸命の人がいいのは間違いありません。営業マンには、生命保険に関して、とにかくやたらと見積書や、設計図を作っては持参し、説明したがる人もいます。しかし、これは、会社の方で、見積書の作成をある程度ノルマとして課しているところもあるからです。確かに、具体的な数字を示しながら説明してもらえるのはありがたいかも知れませんが、要は、その中身が肝心です。きちんと自分の必要な生命保険の補償を考えてくれているか、わかりやすく説明してくれるかどうかもチェックしなければいけません。

長期的な視点に立った生命保険選びを

生命保険は、同じ内容の商品の場合、安ければ安いほど良いのか、というと、決してそうではありません。ある程度、自分自身で生命保険の商品の善し悪しを見極める目を持つ必要もあります。まず、パンフレットの裏面、さらに、契約のしおり等のどこかに、小さい字で書かれているものまで見落とさず確認できる領域に注目。また、今後の平均寿命や人口構成の見通し、今後の公的社会保険制度の改正の見通し、医療技術の進歩の見通し、会社の財務体質、などをある程度知識として得て置くことです。例えば、入院医療保険でも、災害時と入院時では支給される金額が大きく変わったりするものがあります。また、更新タイプか、更新しないタイプか、も考えなければいけません。生命保険料の掛け金には、安さが一番のアピールポイントである更新タイプと、払込満了までは保険料が一定で、更新しないタイプのものがあります。更新タイプは、生命保険料が安いながら、更新の度に、保険料が値上がりする、そして、更新できる年齢に制限があること、などのデメリットが多くあるものです。入院/死亡発生率は年齢が高くなればなるほど高くなるため、これでは不安を感じてしまいます。様々な面で、社会的な不安が高まる中、保険期間の設定、医療費用増大への対処を考えることが大事です。医療技術の進歩で、例えば、高度な医療が必要な重度の病気の場合でも、これまではある程度の期間入院した後に、治癒することなく死に至るような病気でも、長期の治療、入院を経て治癒するケースが増えています。つまり、入院費用などの負担が大きくなる可能性があるわけです。一方で、医療技術進歩で、特に若い人の場合、一回の入院日数を減少させることにもなります。若く元気な人なら、、60〜65歳までに入院する可能性は低いし、もし入院しても短期間で退院できます。その分、65歳以降の医療負担にツケが廻ってくるわけなのです。こうしたことから、生命保険は今目に見えている現物を買うのではなく、さらに、短期間で完結する商品でもなく、10年を超える超長期の商品であることを再認識すべきなのです。つまり、生命保険は今だけでなく、今と将来を買う商品、というわけです。生命保険で、長期の商品(終身医療保険、終身保険等々)に加入を考える時には、商品内容、支給要件、給付範囲、保険料だけで選ぶのではないということを覚えておくべきでしょう。生命保険は、終身保険がベストと言えますが、短期がいけない、というわけでもありません。メインでしっかりした生命保険に入っていれば、付属的に、短期の生命保険のメリットだけを活かして運用する、というのも生命保険の賢い利用法です。